院長のブログ

愛犬との思い出

暑さがおさまり、
夜はリンリンと虫の声が聞こえる季節になりました。

私たち日本人が虫の声を聴くと、
風情があるなと感じますが
外国の方にはなんと虫の声は
雑音だと感じるらしく、
聞こえないのだそうです。
国が違えば、風情も違って驚きですね。

濃飛ファミリークリニック院長の佐藤です。

今回は、現在投票が行われている
県外の方にお勧めしたい、
「岐阜の観光地といえば、どこ?」
この話題から行きたいと思います

現在TOPは、
川辺町のグランドキャニオン
遠見山ですね!
私はまだ行った事がないですが、
手軽に行けて景色が素晴らしいとのことです。
30分程度で登れ、頂上から見る眺めは
川の形が蛇行していて、
グランドキャニオンの様な壮大さらしいのです。
これは、ぜひ行かないといけないですね。

また、ランキングで岐阜城も入っており、
この地は愛犬との思い出の地でもあります。

20年近く前、妻と、当時小さかった娘を連れて
そして愛犬も一緒に岐阜城・金華山にいきました。
登りは金華山をロープウェイで登り、
岐阜城にを見て帰るという計画です。

この時一緒に連れて行った愛犬は、シーズーという小型の犬で
少し毛が長い犬種。メスでとても人懐っこい子でした。
抱きかかえながらロープウェイで上り、岐阜城まで。
帰りは愛犬を散歩がてら、降ろすととても楽しそうに
はしゃいでいました。

楽しい散歩もつかの間、
はたと気づくと愛犬がどこにも見当たりません。
なんと、いつの間にかいなくなっていたのです。
妻と子どもと、名前を呼びながら探すのですが
全く見つかりません。

時刻は夕方、ゆっくりと日が落ちていきます。
このまま、見つからないかもと
だんだん焦りますが、
しかし一向に見つかりません。
かれこれ1時間ぐらいさがして、
もうだめかと思いつつも愛犬の名前を呼びます。
と、ちょうど降りてくる人が、
「ワンちゃんですか?白い小さな犬が上にいましたよ」
と教えてくれました。

私が息を切らして登っていくと、
物陰からひょっこり。
「どこ行っていたの?」みたいな
とぼけた顔をして、
いつものように足元にきます。

「ああー良かった!」と、
思わず張りつめていたものが緩み、
どっと疲れた中でも、見つかってよかったと
安堵感を強く感じました。

それからも、愛犬は我が家のメンバーで、
お別れをしながらも、新しい子を迎え、
家族の間にはいつも愛犬がいます。

お休みの日には、バリカンで毛をカットしてあげたり、
シャンプーをしてあげたりと、
今では子どもたちも成人したので
子どものような感じでかわいがっています。

愛情と愛着を持って、相棒として
張り合いのある時間を過ごせればと思っております。

佐藤哲也