院長のブログ

自由研究「カエルの研究」の思い出

連日、猛暑日で暑い日が続きますね。
美濃加茂市・川辺町では、最高気温38度を記憶し、
熱中症に大変気を付けたい状態です。
2023年は日本だけでなく、
欧州、米国、アジアが熱波で19世紀以降
もっとも気温が高い年になりそうとのことです。
皆様も、熱中症にはどうぞお気を付けください。

濃飛ファミリークリニック院長の佐藤です。
今回は、夏の風物詩の「自由研究」について
お話したいと思います。

私が小学校の頃に作った、自由研究のスケッチブックが
倉庫の奥にありました。とても、懐かしいですね。

当時は、小学校6年生でスケッチブックにまとめた一冊です。
カエルのイラストは自分でいうのもなんですが、
結構味がありますね。
時間をかけて書いたのを覚えています。
さて、中身はというとこのような感じです。

ページを開くと、当時の記憶が断片的によみがえります。
カエルを田んぼから捕まえて来て、冬眠の実験をしています。

実験では、カエルを瓶に入れ、温度を下げていき
どこまで寒くなると冬眠するのかを記録しています。
土を一緒に入れて、どのように潜るかを見たかったのですが、
冷やし方が上手くいかずに土の上で冬眠でした。

実験が上手くいかなかったので、
改良版を実施しその結果が右ページにあり
考察なども入っています。
理科は好きな科目で、当時の探求心が垣間見えます。
色々と考えたことを、父に相談しながら
アドバイスを色々ともらいました。

医者になりたいとは、
なんとなくこの頃から頭にはありました。
その後成長して、病院を継いで
父と一緒に仕事をしていた時期もありますが、
親子での作業はここが原点だったかなと感慨深いです。

考えてみると、自由研究の当時は医療というよりは、好奇心。
知りたい、探求したいという感情だったと思います。
でも、このような子どもの頃の体験・経験は、
自分の仕事の原点になっている方も
多いのではないでしょうか。

そんな、懐かしい思いでを
思い起こさせてくれる一冊でした。

皆様には、想いでの自由研究はありますか?
良かったら、お話お聞かせください。

これからも、「頼りになる町のドクター」として、
地域のかかりつけ医の役割を全うしていけるように。

佐藤哲也