院長のブログ

インフルエンザが流行しています(対策と読み物)

ここ数日で一気に寒くなってまいりました。
山陰では初雪も観測されたそうで、
去年よりも冷え込みが速い気がします。
冬用タイヤの装着もそろそろですね。

こんにちは、濃飛ファミリークリニック院長の佐藤です。
今回の院長ブログは、今流行している
インフルエンザついて記事を書きたいと思います。

現在、インフルエンザが全国的に流行傾向で、
当クリニックの現場としましても、
「かなり多い」状況となっております。

いくつか状況を分けて対策を
ご案内させていただければと思います。

1.日常でできる事
「手洗い」
基本的な事ですが、こまめな手洗いは有効です。
アルコール消毒液も有効です。
うがいを実施いただくのも、有効です。

「マスク着用」

こちらも、有効性が高い予防策です。
マスクには、
「咳やくしゃみなどの飛沫を防ぐ」
という点で、有効性があります。

2.事前対策としてできる事
「インフルエンザ予防接種」
こちらは事前対策として、
予防接種は有効です。
現在当院でも流行拡大に対応し、
よりスムーズに予防接種できる
「インフルエンザワクチン接種専用外来日」
を設けております。(11/18.12/16)
詳細はこちらからご覧ください。

(告知)インフルエンザワクチン接種<専用外来日>


ワクチン接種後に抗体ができ、
発症の可能性低減や、発症時の重症化を
防ぐことができるとされています。
高齢者が重症化されにくくなるという点でも
事前対策としては有用性が認められています。

3.ご家族が感染された場合に出来る事
「療養の部屋を分ける」
子どもが学校で、親が職場からなどで
インフルエンザにかかり
家庭でも移ってしまうという事はよくあります。

こちらは生活環境によりますが、
可能であれば感染中は部屋を分けていただくと
感染リスクが低下します。
しかし、小さなお子さんなどは、
部屋を分けるのは難しいこともあります。
看病の際に、マスク手洗いをすることも
感染予防として有効ですので、ぜひ実施してください。

「定期的な部屋の換気」
上記の家庭内での療養の際に、
定期的な部屋の換気は感染リスクを
低減することができます。
出来れば、窓を開けるなどして
家の外方向への換気がより良いでしょう。

4.発熱などがあり病院で受診する場合
発熱、体がだるいなど風邪症状が出て、
当院で受診される際には
「発熱外来で受診」となります。
通常診療とは方法が異なりますので
以下のご案内をご参考ください。

発熱外来

感染を防ぐためにマスク着用をお願いしており、
上記の手順での受診となりますが、
ご協力のほどよろしくお願いいたします。
佐藤哲也