院長のブログ

思いでのビートルズLP

あじさいの花が、咲き始めました。
雨に濡れるあじさい。陽を浴びるあじさい。
どちらも、趣に違う美しさがありますね。
濃飛ファミリークリニック院長の佐藤です。

先日とある商業施設で、
山口百恵の「いい日旅立ち」の
曲を耳にしました。
短いメロディーから、
昔の記憶がパッとよみがえってきます。
今日は私と音楽の思い出を
お話したいと思います。

子どもの頃、家のリビングには
大きな木製のステレオがあり
父や母がレコードをよく聞いていました。

当時はステレオというと、
高級品で憧れの対象でした。
子どもながらに「自分のLP」を
買いたい!
そう思っていました。

初めて買ったLPは小学校3.4年の頃。
ためたお小遣いを片手に、
バスに乗り一人で買いに行きました。
たしか、美濃太田の駅前商店街の
中にあったレコード店だったと思います。

初めて買ったのは、ビートルズの
ブルーとレッドのベスト盤LP。
高揚感のまま家に帰ったのを覚えています。
ワクワクとドキドキで帰りが待ち遠しい。
すぐに友だちを誘い、鑑賞会をしました。
ミュージックが始まると、
友達同士で何とも言えない高ぶる感情を
共有して盛り上がっていました。

また、友達同士の話題でも
「松田聖子、中森明菜、小泉今日子で誰が一番好き?」
と、あーでもないこーでもないと
盛り上がっていました。
当時の音楽は、時代を象徴するものであり
共通の憧れや共感を世代で
共にしていたような気がします。

そして大学生の頃は、レンタルレコードも出回り始め
よく借りて来てはテープにダビングしていました。
ソウルミュージックが好きで、
チャカカーン、プリンスなどが私のお気に入りです。

その当時、ウォークマンが出て「SONY」の
ブランドは最上級のあこがれだったと思います。
今でいう、APPLEのiphoneようなカッコよさがある
日本の良き時代でした。

音楽は世代間で共通認識になるのは
今も昔も変わらないような気がします。
懐かしんでくれた方がいらっしゃったら幸いです。

これからも、「頼りになる町のドクター」として、
地域のかかりつけ医の役割を全うしていけるように。

佐藤哲也