院長のブログ

新型コロナの5類移項と、マスクについて

GWの大型連休も終わり、
新緑の美しい季節となりました。
観光地に限らず、色々なところで賑わいが
戻ってきていますね。
皆様のお休みはいかがでしたでしょうか?
濃飛ファミリークリニック院長の佐藤です。

ちょうどGWが明けた5月8日より
新型コロナウイルスの扱いが、
従来の2類から5類に変更となります。
公式見解をご紹介します。

5/8(月) 厚生労働省 新型コロナ5類移項へ
https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html

3/13(月) 厚生労働省 マスク着用の判断について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html

3月のマスク着用判断から
約2か月間で
・生活としては、マスク割合はわずかに減っている
・医療現場としては、依然として患者様に
高いマスク着用のご協力をいただいている
という肌感覚はあります。

大切な命を守るため
マスクのおかげで対策できたことも、
とても大事なことだと思っています。
ですが、今は流れが変わっていく
変化点にいるのではないかと思っています。

新型コロナの流行から約3年。
子どもたちでいうと、
中学生活、高校生活まるまるの時間です。
コロナ渦で活動の制限もあり、
複雑な胸中ではないかなと思います。

学生生活でずっとマスク付けたまま、
別のクラスの子など、
一度も素顔を見たことがないなんてことも
ありえる話なんだそうです。

コミュニケーションでは、
顔を見ながら、表情を見ながら
相手の感情やニュアンスを
くみ取ります。

ですので、常にマスクだと
学校の友だちとのやりとりも
少しもどかしい感覚が
あったのではないか?と、
心配をしてしまいました。

新型コロナも収束が
いつになるかはわかりませんが、
明けない夜はないと思います。
そのときは子どもたちも含め
とびきりの笑顔で迎えられればと
切に願っております。

これからも、「頼りになる町のドクター」として、
地域のかかりつけ医の役割を全うしていけるように。

佐藤哲也