寒波の影響などもあり、まだまだ寒い日が続きますね。
濃飛ファミリークリニック院長の佐藤です。
皆様は、「1月」と「2月」を比べると
どちらが寒いイメージがありますか?
私は大体同じぐらいと思っておりましたが、
原稿を書く上で少し気になり統計を見てみました。
岐阜県の過去20年ほど見ると「1月」が、
平均気温が低いことがほとんどです。
一番寒いのは1月、次いで2月、その次は12月でした。
今回のテーマ「節分」についてですが、
季節を分けると書きまして、
これから春に向かっていく分かれ目が
2月3日の節分です。
先ほどの寒さ比べもありますが、
節分を境に暖かくなっていくので
2月の方が1月より気温が高いという事にもうなずけます。
「節分と言えば、豆まき」というイメージもありますが、
皆様のご家庭では豆まきはされるでしょうか?
節分は、春が始まる季節の変わり目で、
昔は年の変わり目(旧正月)でもありました。
変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、
豆をまくことで鬼(邪気)を払う、
無病息災を祈る行事として定着しました。
寒さが厳しい日が続きますが、
どうか皆様も、皆さまのご家族も、
無病息災であればと祈っております。
これからも、「頼りになる町のドクター」として、
地域のかかりつけ医の役割を全うしていけるように。
佐藤哲也