スタッフブログ

アートと私

皆様、こんにちは。
濃飛ファミリークリニックで
医療事務を務めております奥村です。

このクリニックには、
建て替え前の濃飛中央病院時代から
勤めさせていただき25年以上が経ちました。

普段、ブログを書くという事も機会もなく
拙い文章かもしれませんが
私の趣味について書かせていただきます。

私の趣味は、アート作品の鑑賞です。
例えば、先日は名古屋市美術館で
サグラダファミリア展に行ってきました。

サグラダファミリア展

2024.3.10まで

主人と息子と共に見に行ったのですが、
私は非常に気持ちが高揚しました。
その中では、大きなスクリーンで
本物のサクラダファミリアに入っていくような
体験ができるところがありました。
まるでそこにいるかのような迫力や
建物の中の雰囲気などを感じられ、
より一層サグラダファミリアに行きたくなりました。

スペインの天才建築家のガウディが作った(作り始めた)
サグラダファミリア。
その建物の緻密さと壮大さに圧倒される
夢のような時間でした。

私の夢は、
「サグラダファミリア」に行く事なのですが、
少しだけその夢が叶いました。
いずれは、本当にスペインに行って
現物を見てみたいです。

このサグラダファミリアは、
ガウディが生前中には完成することなく
1882年から作り続け、2026年に完成予定(?)とのことです。
150年近く作り続けるなんて、
なんてすごいエネルギー!とそう思います。
本人が亡くなっても、その遺志を継ぎ
情熱が形になり続けているのも
惹かれる理由かもしれません。

それ以外の、惹かれるアートと言えば
バンクシーの作品や、シミ―大西さんの絵画、
山下清さんの絵画なども心を惹かれるところがあります。

美術館・企画展で本物に触れることも興味があり
バンクシー展名古屋、ジミー大西展などに足を運んで、
本物からパワーや刺激をもらうことが大好きです。

直接見ることで表現と発想の自由さ、
色彩の感覚などに圧倒されると同時に
自分は絶対できないなあという嫉妬のような感覚もあり
心を奪われてじっと見入ってしまいます。
惹かれる作品に共通するものは、
作家のエネルギーをぎゅっと作品に閉じ込めた
作家と作品の存在そのものなのかなとも思います。

こんな私が、アートに目覚めたきっかけは
高校時代にある先生との出会いでした。
私が通っていた高校は、
キリスト教系の女子校で
毎日お祈りをするような学校でした。

その学校には、
一風変わった美術の先生がいました。
手塚治虫のようなベレー帽をかぶり、
とても優しげな顔立ちの先生です。

先生の授業は自由というか、開放的というか、
とにかく今までにない授業でした。
例えば「大声で歌いながら絵を描く」とか。
友達と当時流行っていたチャゲアスなどを
ハモりながら絵をかいていました。
お喋りするのも自由、歌うのも自由。
心が解放され、表現をしたい!と、
そんな楽しいエネルギーが、
私のアートの原体験でした。

今は仕事と私生活で
あわただしい日々を送っていますが、
クリニックを勤めあげて定年したら、
作品をつくる創作活動をしてみたいです。

ろくろを回して陶器を焼いたり、
吹きガラスを作ったり、
絵をかいてみたりと
自分の好きなことに挑戦し
時間を使いたいなと思っております。

そして、飛行機に乗るのが苦手なのですが
サグラダファミリアにも行ってみたいなと
想いを馳せています。