大腸内視鏡検査のご案内

近年は、食事の欧米化などもあり大腸がんは増加傾向にあります。
がんによる死亡率は男性では肺がん、胃がんについで大腸がんが第三位となり、女性では大腸がんが第二位です。
血縁の方に大腸がん、大腸腺腫などのポリープがあった場合はリスクも高まり
また初期段階では自覚症状はほとんどないため早期発見のための検査は重要です。
最近とくに日本で増加傾向にあるのはS状結腸がんで、直腸がんと併せると大腸がんの72%が直腸・ S状結腸に発生します。

大腸内視鏡検査を推奨とする対象

便潜血 陽性
血便
便通異常(IBS)
④ 貧血
⑤ 腹痛
体重減少・腹部腫瘤などで大腸がんを疑う方
⑦ 大腸がん以外の炎症性疾患や機能性疾患を疑う方
大腸がん家族歴から遺伝性大腸がんの可能性が疑われる方

上記①~⑧の方が対象となります。

健康診断で①便潜血が陽性血便に該当する方は検査を受けてください。
検査時みつかった大腸ポリープの大きさ、タイプによってその場で切除が可能です。

 

当院で「楽に、安心して、検査」いただくためのさまざまな工夫

1. いつの間にか検査が終わっている感覚

検査時少量の鎮静剤を使用し、
検査前、検査中に軽くウトウトと寝ている状態で、
緊張をやわらげ、苦痛を軽減するようにしています。

2.痛みを感じにくい挿入技術

検査中の痛みは腸管が伸展された際に起きやすいです。
腸管はジャバラ状の構造をしており、特にS状結腸や横行結腸では、後腹膜と固定がなく、
曲がりくねったジャバラ状で容易に腸管が伸び苦痛の原因となります。
挿入中は可能な限り、腸管を直線化し、畳むように、
不要な圧力をさけて
ループを作らないように挿入するよう心がけています。


3.不快を減らす挿入方法

スコープを挿入するにあたり腸管内に空気を入れ、進行方向を確認する必要があります。
しかし腸管内に空気の量が増えることにより、腸管が拡張し痛み、不快の原因となります。
なるべくお腹が膨張しないよう空気量にも注意を払いながらの進入を心がけています。
場合によっては「浸水法」という、空気の代わりに水を注入してスコープをすすめる、
違和感をやわらげる方法をとることも可能です。

具体的な検査の流れ

院長のおすすめ、がん予防について

日本人の大腸がんの予防策として、
節度を持ったお酒
・定期的な運動による適正体重の維持
多量の加工肉、赤身肉の摂取や、喫煙を避けること
食物繊維やカルシウムの摂取に努めること
などは有効な手段です。
その逆が思い当たる方は、リスクが高まりますのでご自身の健康のため、生活習慣を見直してみましょう。


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家系で大腸がんを患った人がいます。痛みなどはありませんが、一度受けたほうが良いでしょうか?

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身近な血縁ですと少し不安ですね。ちなみに大腸がんの4分の1以上はいくつかの遺伝的要因が影響していると言われています。早期発見であれば、治しやすい部位ですので一度問診などご相談いただければと思います。